このブログを読んでいる皆さんの多くは、コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュな部屋に住んでいる、あるいは住みたいと思っているおしゃれさんたちでしょう。でも、現実はドラマのように甘くありません。私もこの「グレーの楽園」に引っ越してきた当初は、掃除さえしていれば虫なんて出ないと思っていました。だって、餌になるような木も畳もないんですから。でも、その自信は見事に裏切られました。この無機質で冷たいコンクリートの壁の上を、あの不吉な黒い影がカサカサと這うのを見たときの絶望感といったらありません。そこで、私が必死に実践して効果があった「コンクリート住宅専用」の防虫ルーティンをシェアします。まず最初にやったのは、すべてのパテの色をグレーに変えることでした。一般的な白いパテだと、打ちっぱなしの壁では浮いてしまってダサいんです。今はホームセンターに行けば、コンクリートの色に馴染むパテが売っています。エアコンのホースの穴や、キッチン下の配管の隙間を、これで徹底的に埋めました。隙間さえなければ、外から入ってくるのはかなり防げます。次に大事なのが除湿です。打ちっぱなしの壁って、見た目以上に湿気を呼びます。特に梅雨時は壁がしっとりするくらい結露することもあるんですが、これが奴らを呼び寄せる原因なんです。私は強力な除湿機を二十四時間回しっぱなしにして、湿度は常に五十パーセント以下に保つようにしています。ゴキブリは乾燥に弱いので、これだけでかなり住みにくい環境になります。そして清掃ですが、打ちっぱなしのコンクリート表面はデコボコしているので、意外とホコリがたまります。私は毎日、クイックルワイパー的なもので壁まで拭いています。さらに、コンクリートにダメージを与えない中性洗剤で、キッチンの油汚れを徹底的に排除しました。油の匂いは奴らを数百メートル先から呼び寄せますからね。あと、ベランダも重要です。コンクリートのベランダに植木鉢を置いている人は要注意。鉢の底は奴らの大好きな湿った暗闇です。私は鉢をすべて底上げして、風通しを良くしました。コンクリート打ちっぱなしの部屋でゴキブリを出さないコツは、その冷たい外見を維持しつつ、実は「カラッカラに乾燥した気密性の高い箱」に変えてしまうことです。おしゃれは我慢、と言いますが、防虫もまた執念です。グレーの壁に映えるのは、おしゃれな家具と間接照明だけで十分。あの黒い影を排除して、最高のコンクリートライフを楽しみましょう。
無機質な美しさを守るためのコンクリート住宅ゴキブリ撃退ブログ