プロに頼むのが一番ですが日々のメンテナンスとして自分でできる対策も欠かせません。沖縄のホームセンターやドラッグストアには本土ではあまり見かけない強力な殺虫グッズが並んでいます。例えば「アースレッド」や「バルサン」などの燻煙剤も沖縄仕様の強力なものが人気です。これを数ヶ月に一度焚くだけでも隠れている害虫を一網打尽にできます。また屋外用の毒餌剤「ブラックキャップ」などは家の周りに設置することで侵入前のゴキブリを駆除する効果が高く沖縄県民の必需品となっています。さらに「ハッカ油」や「木酢液」などの天然成分を使った忌避剤もヤモリや虫除けとして一定の効果があります。網戸の張り替えも重要なDIY対策です。沖縄の紫外線は強烈なため網戸の劣化が早く破れやすくなっています。これを目の細かい「24メッシュ」以上の網に張り替えることで小さな羽虫の侵入も防げます。隙間テープやパテを使って配管周りの隙間を埋める作業もホームセンターで材料を揃えれば自分で行えます。そして何より最強のDIY対策は「清掃」です。生ゴミを溜めない段ボールを放置しない水回りを乾燥させる。これらを徹底するだけで害虫のリスクは大幅に下がります。沖縄の強力な害虫に対抗するためには市販のグッズを賢く組み合わせプロの技と自衛の努力をハイブリッドさせることが最強の防衛策となります。強力な殺虫剤を使いたくない小さな子供やペットがいる家庭では昔ながらの沖縄の知恵を活用したオーガニックな害虫対策が注目されています。沖縄には「月桃(ゲットウ)」というショウガ科の植物が自生しておりその葉に含まれる成分には防虫・防カビ・防菌効果があることが古くから知られています。月桃の葉を乾燥させてタンスに入れたり煮出した汁をスプレーとして散布したりすることでゴキブリやダニを遠ざけることができます。また「樟脳(しょうのう)」の原料となるクスノキも沖縄には多くそのチップやオイルを利用するのも有効です。さらにヤモリ(沖縄の方言でヤールー)を殺さずに共存することも自然な害虫駆除の一つです。ヤールーは家の中の害虫を食べてくれる守り神として大切にされています。彼らの鳴き声「ケッケッケッ」は沖縄の夜の風物詩です。